◆2018年3月24日(土)
東京ではソメイヨシノが満開になったらしい。
地元の里山では、ケイオウザクラ(啓翁桜)が見ごろのはず!
と思い、天気もいいのでお弁当を作っていつもの里山へ。
だれか会員さんが来てるかな~と期待したが誰もおらず、
花見目当てのハイカーさんたちが結構歩いていた。
そのうちの高齢のご夫婦と「コンニチハ~」の挨拶をかわしたのをきっかけに
話が始まり、私たちの里山保全活動の拠点と周辺をご案内した。
ご主人は81歳、奥様はそれよりもお若い感じ。
奈良市から来たというお二人は、このあたりは何回か訪れているらしいが
里山の春の景色に感動していた。
ご主人は花の写真をたくさん撮影していた。もちろん私も。
お二人ともやさしい感じの方で、お互いを気遣っていて、とても素敵だった。
カチカチ山で少しお茶しながらおしゃべりし、
帰りは近鉄の駅までお送りした。
私の案内をとても喜んで感謝してくださっていた。
私も思いがけず楽しい時間を過ごせて、感謝の気持ちを伝えた。
家に帰ったら、お二人で仲よく、今日のことを話すのだろうなあ。
お夕飯を食べながら、あの花を見れてよかった、とか
あの景色はまた来年も見たいね、とか話しているかな。
あの人と会えてよかったね、と話してくれていたら、嬉しいな。
…と、夕飯の支度をしながらあれこれ想像していた。
こうやって想像して気持ちがなごむのも
あの人たちと出会ったおかげなんだなあと、しみじみ思った。
啓翁桜は予想どおり満開だった。ワラビも出始めている。
これから次々といろんな花が咲き乱れる。
毎年見ているけれど、やっぱり今年も楽しみ!
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