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暮らしのシアワセ

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あわや入院…

◆2012年2月11日(土)

シューの自家中毒は治っていなかった…。

きっかけは胃腸風邪。ロタは陰性だったので、おそらくノロ?
水曜日、給食を全部食べて元気に帰宅し、おやつもいつもどおり食べたが
夕方から熱が出て気づいた時にはもう8度、夜には9度を超え吐き始めた。

インフルエンザB?胃腸風邪?とびびりながら
木曜日にちょっと遠い小児科を受診した。
嘔吐がとまらなかったので、即、血液検査と点滴200ml。

結果はインフル陰性、白血球が大幅増、炎症反応がやや高め。
この時点では胃腸風邪、と診断された。
自家中毒の再発を心配していたが、自家中毒では白血球は増えないので
こう思うのは変だが、少しほっとした。

が、夕方になっても嘔吐はおさまらないので、再度小児科へ行き、点滴200ml。
2回点滴してもらえばもう治るだろう。


と思っていたのが、今回は治まらなかった。

ナウゼリン座薬を入れるも嘔吐はとまらず、
翌金曜日に朝いちで受診すると、近くの県立病院を紹介されてそちらへ。

シューはずっと飲めず食べられずだったので脱水になりかけていて
本当につらそうで、「早く点滴してほしい…」と蚊の鳴くような声で訴えていたのだが
やはり大病院のこと、ひととおり検査してからでないと点滴してくれない。

レントゲン、検尿、検便、採血、インフル検査(また嫌な鼻グリグリ)。
地元の小児科に駆け込んだのが朝9時前、
点滴が始まったのが…11時過ぎ。
体力が消耗している子どもなのに、なんでこんなに時間かかるんだ!
待たされている間にも吐いているのに、とどれだけイライラしたことか…。

検査結果は血液検査以外はどれも悪くなかったが
血液には既に自家中毒に特徴的な数値がはっきり、これまでで最高のレベルで出ていた。
先生は入院して点滴を続けることを勧めたが、
小児病棟への入院はもうこりごりだったし
自家中毒とわかれば、点滴を多めにしてもらえば絶対回復すると私と夫は考えていたので
その旨伝えて帰宅させてもらいたいと訴えた。

結局、点滴を3本600mlうつことにし、2本目が終わった時点で少し水分を与えて
嘔吐しなかったら帰宅OKとなった。

1~2本目の間に少し眠れて、起こして経口保水液を飲ませた。
症状がきつい間は水分ひとさじ飲ませても、5~10分後には吐いていたが
もう吐かない、それどころか空腹を訴えるようになった。
3本目を入れている間にはっきり回復の兆しが現われてきた。
ああ、これで入院は免れる、治る、と確信できたら涙が出てきた。

もうあんなに苦しそうに吐き続けるのを見るのは嫌だ。

点滴600ml入れて、ナウゼリン座薬を処方してもらって
帰宅したのが夕方5時。
前の晩ろくに寝ていないし、緊張と不安で、親もぐったり疲れた。

今日土曜日にはもうすっかり大丈夫で
いつもどおり遊び、宿題も少しやり、
ごはんも夕食までにはいつもの量にほぼ戻った。



点滴を受け始めたとき、シューがか細い声で
「なんで風邪なんてあるの。風邪なんてなければいいのに。」
「早く治ってほしいよ…。ママ、早く治るように神様にお願いしといて。」
と言った。

自家中毒を防ぐ決定的な手立てがあったらいいのに!
まだまだ油断できないことを思い知らされた。



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by lesjoursk | 2012-02-11 21:34 | 幼稚園→小学校