◆2010年11月9日(火)
有志で予定していた「親子里山探検ツアー」。
要はカチカチ山で遊ぼう!ということなのだが、
穏やかな日和の中、参加者みんなそれぞれに、楽しいひと時を過ごせたようだ。
ほとんどの親子が歩いて現地に到着。
そんな中、ワタクシとシューはクルマで…。
私の風邪が治りきっておらず、ルルを服用しての参加となったので。
さて、10時に現地に集合して
まずは里山クラブ代表のご挨拶。
代表は「カチカチ山へようこそ」と言ってくださっている。
だけど子どもは既に遊び出している。
私の中ではノッケのここが一番の反省点。
各親が自分の子どもをつかまえて
ちゃんと話を聞かせるべきだった。
ここで遊ぶ際のルールを子どもなりに知っておくこと、快く場所を提供してくれたクラブ代表への敬意、礼儀。
子どもだからと甘やかすべきではなかった。
こんな状態で本当に申し訳なかったが、代表は
「これからもどんどん遊びに来てください。
人が足を踏み入れてくれることが、里山保全のために一番大事なことですので。」
と、挨拶を締めくくった。
では早速、子どもたちの一番のお楽しみ、ヤギの餌やりへ。
今日も元気だ、マサオとユキちゃん。
ヤギの餌となる草を大量に手にした子どもたち。
みんな自分の手から食べさせたくてたまらない。でもヤギの口は2つ…。
子どもたちが追っかけ回すので、マサオもユキもちょっと逃げ腰だった。
で、ウチのシューもしっかり葉っぱを手にしているわけだが…
足元にいた巨大なミミズをつかんで喜んでいる。 → → → → → → →
まったく…。マイペースっつーか、KYっつーか、B型っつーか…。
ずっとそのミミズをこねくり回していたので、餌やりはほとんどしていない。
それにしても、うちの庭にお持ち帰りしたいくらいの立派なミミズだった。
牧草の種を蒔いたという場所にいたので、土もよく肥えているのだろう。
ここで赤い実のなる木を発見。
これはこないだルートマップ作りで歩いた時に見つけた大木と
同じ木に違いない!代表に聞くと、「シロダモ」という木だそうだ。
後で調べると、花と実が同時に見られる木だそうだ。
また一つ知ったゾ♪
そしてまた新たなイノシシの被害。畑に侵入してイモ類は食べ尽くし、
食べられない香味野菜の畝はグチャグチャにしてある。
カブトムシの幼虫もかなり食べられてしまったそうで、残念…。
畑には冬瓜がぶらさがっていた。少し前に頂いた冬瓜はここになってたのかー。
ずっしり重い実のはずなのに、なんだか軽そうに見えるのはなぜ?
餌やりが終わると、子どもたちは尾根部分に戻り、思い思いに遊ぶ。
一番人気は何と言ってもこの見晴らし台。
男の子も女の子も、交代々々に登っている。
私のススメで、一部のおかあさんも勇気を出して登ってみた。
「気持ちいい~!」と言っているのを聞き、
「そうでしょそうでしょ?」と嬉しくなる私。
一部の親子がシイタケ狩りをしてきた。
見て!この大きさ!りっぱ~~~!そこで!
「シイタケ争奪じゃんけん大会~!」
勝った人から順番に好みのシイタケを1枚もらう、という寸法。
「ウチの子、シイタケ嫌いなはずやのに、しっかり参加しとる!」
おほ~♪それもみんなで山でワイワイ遊ぶメリットだよね。
そういやウチのシューも参加してた。シイタケ嫌いなのに。
お弁当持参組はここらでお昼。
デッキに御座を敷いて、机を出して。
子どもたち、たくさん歩いてたくさん遊んだので
みんなよく食べる。
たくさん遊んでお腹を十分空かせて、
食欲をかき立て、しっかり食べる。
これぞ理想的な生活リズムである。
その後も、大人たちのコーヒータイムのために、かまどに薪をくべたり
作りかけのログハウスの床下にもぐりこんだり、元気に遊ぶ子どもたち。
シューはというと、石と水で料理ごっこ。台をガスレンジに見立てて。
ここでそういう遊びやるのもチョット変わってるよな~…。
みんなとても楽しかったようで、
企画者の端くれとしては嬉しい限り。
そろそろ帰ろうか、の呼びかけには、「え~~~っ」のブーイング。
ケッコウケッコウ、それこそ正しいコドモの姿なのだと確信している。