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アセトン血性嘔吐症

◆2010年7月15日(木)

アセトン血性嘔吐症。いわゆる“自家中毒”。
シューの胃腸風邪様の嘔吐はコレだった。
確定的な診断ではないけれど、私は自分の中でコレだ!と確信した。

5月、6月に続き、今月も12~13日にかけて
発熱とひどい嘔吐に苦しんだシュー。
発症する前日には出かけていないし、生ものも食べさせていない。
いつものように下痢もせず、ただ吐き続ける。

これで胃腸風邪って言われても納得できないと思っていたところ、
点滴を受けに行ったかかりつけの小児科で看護士さんが

「自家中毒ね」

と一言つぶやいたのに食いついた私。
看護士さんと先生から話を聞いて、帰宅してネットで調べると、
かかりやすい年代、体型、タイプ、症状…すべてシューにぴったり当てはまる!

これか~!これだったのか~!と、ようやくこの嘔吐の病名を知ることができた。
それがわかれば、今後は対処の仕方もよくなろうというもの。

「今後は…」
そう、これからも繰り返しそうなのである。

疲れ、ストレス、興奮しすぎ、風邪、長時間にわたる空腹。
これらがきっかけになり、自律神経が過剰に反応して嘔吐を繰り返すらしい。
嘔吐の繰り返しで低血糖になり、さらに食ベ物・水分を取れなくなって
一層血糖値が下がる。ひどいときには脱水状態に至る。(6月のケースはここまでいってしまった。)

一番の対症療法は点滴。
吐き止めとブドウ糖の点滴を受けると、症状は劇的に好転する。

今回は12日の夜から13日の朝まで吐き続け(ナウゼリン坐薬は効かなかった)、
13日に病院に連れて行き、1度目の点滴、
針をさしたまま帰宅して、同じ日の夕方に2度目の点滴を受けた。

本人も慣れたもの(?)で、起き上がるのもしんどくなると
弱々しい声で

  「てんてき いく…」

と言う。1度目の点滴で見違えるように元気になったが、
夕方の尿検査でケトン体がまだ出ているとのことで、追加で点滴を受けた。

14日は朝にまだ微熱があったのと大雨だったので幼稚園を休ませ、
15日の今日、ようやく復帰できた。

効果的な予防法はなく、小学校低学年ごろには治まるらしいので
時を待つしかないようだ。
風邪の引き始めや疲れていそうな時は用心して様子を見て
早めに受診するようにしようと思う。
by lesjoursk | 2010-07-15 22:47 | 幼稚園→小学校