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暮らしのシアワセ

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湖北の記憶

◆2014年4月28日(月)

近頃、湖北が気になっている。湖北の「湖」とは、琵琶湖である。

MさんがFBで湖北のPVを紹介してくれたこと、
Fさんが湖北方面に旅行されたらしいこと、
そして私の好きな「こころ旅」という番組で、
火野正平さんが湖北を自転車で走っていたこと…
こう湖北が続いては、どうにもそわそわしてしまう。

もうず~っと昔、実は一人で湖北・木之本周辺を自転車で巡ったことがある。
が、日記は書かず、まだデジカメも持っておらずだったので
あの時の記憶があいまいになっている。

横浜からの旅で、1泊目は奈良。たぶん何か目的があったのだと思う。
思い当たるのは興福寺の特別公開か…。

翌日、滋賀へ移動した。
近鉄で京都まで、そこから東海道線と北陸本線で木之本まで。
こうして書いているうちに、少しずつ思い出してくることもある。
湖北巡りの時間をより多くとるため、奈良では早起きしたのだった。

木之本駅前の観光案内所らしき所で自転車を借り、
ついでにお願いして大きな荷物を預かってもらい、出発。

今はグーグルという便利なものがあるので、地図を見ながら記憶をたどってみた。
田植えと新緑の頃で、とにかくどっちを向いても瑞々しい緑にあふれていた。
その風景に一人感嘆しながら、田んぼの間の道や小さな川の土手を走った。

この旅行をやるにあたって、事前に彦根か長浜かの観光振興課みたいな部署にお願いして
資料をどっさり送ってもらっていた。それで巡る順番をある程度決めていたのだと思う。

巡ったのは、大音地区、伊香具神社、賤ヶ岳(山頂までリフト)、
木之本地蔵院、己高閣・世代閣(ここうかく・よしろかく)、
石道寺(しゃくどうじ)、向源寺。

一番強く憶えているのは、賤ヶ岳山頂からの景色、
石道寺と向源寺の十一面観音像、
そして、向源寺から木之本駅に戻る道中、あまりに強い向かい風で自転車が進まず、
半ベソかいていたことである。

湖北に行こうと思ったのは、白洲正子さんの「十一面観音巡礼」を読んで感化されたから。
すぐ影響されるのだ、私は。そういえばもう長いこと
その本を開いていない。また読んでみようか。

そして、この旅で私は彦根と竹生島へも行っているのだ。
湖北の翌日に行ったはずだ。竹生島への船はどこから乗ったのだろうか。

写真はポジフィルムで撮影していた。スリーブはまだ保存してある。
デジカメで複写して、そこそこ撮れたら、4トラなどにアップして
興味ある方に見てもらおうか、などと思っている。












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by lesjoursk | 2014-04-28 22:23 | おでかけ・旅行