◆2011年6月3日(金) その2
10時から、オオムラサキ幼虫人工飼育のプロジェクトリーダー、W氏とともに
飼育舎を覆う防虫ネットの補修作業。
要は「繕い」をしてネットの穴をなくし、すき間からハチなどが入り込むのを防ぐ。
粘土質の斜面に設置されている飼育舎、ただでさえ足場が悪い。
そこに脚立を持ち込み、何とか固定させ、W氏が脚立を押さえ、
私がそれに登って上を見ながらザクザク縫って補修する。
蒸し暑いし、態勢きついし、結構しんどかった。
1時間ちょっと作業して大きな穴はふさげたので、とりあえず終了。
また穴が出来たら都度繕うことにする。
蛹化が遅れているが、今日、やっと1頭が
蛹の前段階=前蛹(ぜんよう)になっていることが
確認できた。アタマが下、オシリが上。
2~3日後に本格的な蛹になる際には、
また上下逆転する。
作業お疲れさんということで、W氏が山の畑で育てている空豆を
たくさん頂いた。嬉しいな~♪買えば結構な値段するもんネ。
夕食時に、さやを丸ごと真っ黒に焼いて豆を蒸し焼きし、
塩をチョンチョンして賞味。ほくほくしておいしかった!
ナルコユリとシダ。
その後、下山して12時過ぎからシューの小学校での給食試食会に参加。
リュックを背負い、汗をかき、疲労した顔をしていたらしく
ママ友さんに言われた。
「あら、かとさん! ……また山から?」
山から下りてきたサルみたいな感じなのだろうか…。
給食はまあまあおいしかった。
私には幼稚園の給食の方が好みだが、
子どもたちには味付けが幼稚園給食よりしっかりしているため、ウケがいいらしい。
配膳された時には、作業の後にこの量で足りるか?と思ったが
牛乳がきいたのか、結構お腹がふくれた。
給食センターでの調理作業のビデオも見せてもらい
調理員さんの重労働ぶりや厳格な衛生管理などがわかったし、
給食に関する諸事情を説明するために
教育委員会の課長さんや管理栄養士さんも同席されていたので
出席してよかったなと思っている。