◆2010年12月1日(水)
師走の入りとは思えないほどの、うららかな晴天。
う~ん!山日和だなあ!
ということで、予定どおり今日は朝から林業体験をしてきた。
いや、「林業体験」なんて言うのはおこがましいかも。
「林業体験入門の入門」くらいだろうか。
里山クラブの定例活動日である今日は、
拠点であるカチカチ山から少し離れた場所にあるヒノキ林の間伐を行う。
幼稚園保護者かつクラブ員である私たち3人は、
園庭に置くミニログハウス用の材を選ぶために、
ヒノキ林に同行させてもらった。
【ヒノキ林入口】(右にヒノキ林が見える) と 【ヒノキ林】
男性陣4~5人はチェーンソーでの間伐。
その他の男性2~3人と女性1人は、土砂で埋もれた排水溝の発掘。
そして、事務局の男性1人と私たち3人は、
後日伐採する木のマーキング。
ヒノキ林に入るなんて、もちろん初めてである。
足元は履き慣れた運動靴、軍手をはめて、頭にはヘルメット、
腰には手ノコをぶら下げて。
撮影係である私は首からデジカメもぶら下げている。
【ノルテさんとワタクシ】 【ヒノキ林への登り口】
見上げるような急斜面を当然のように登っていくオジサマたち。
私たちも遅れてなるものか、と、勇んで入っていった。
足元は落ち葉や朽ちた木で滑りやすく、しかも急。
片手にはマーキング用のヒモを握っているので
十分用心して歩を進めないと、滑落する(した)。
【ノルテさんとオジサン】 【樹間の3人】
【斜度】 【倒れるぞ~!!】
しかし、伐採されるヒノキの放つ香りが林に満ちて、なんとも気持ちいい。
それでなくても、赤や黄に染まる山の空気はうまい。
カンポさんは既に足が痛いと訴えていたが、
そんなこともつい忘れてしまうような、濃い1時間だった。
【林と橋】
その後、ミニログハウスの参考になりそうな四阿(あづまや)を
見学するため、隣町へ。
あっという間にお昼になり、急いで戻ってコンビニでおにぎりを買い、
カンポさん宅へお邪魔して食べ、1時20分に幼稚園へお迎えに。
帰宅して洗濯物を取り込んだりした後、
2時半から今度は東側にある丘陵にシューと登った。
以前からシューが行きたい行きたいと言っていたので、
尾根を目指して登ったが、だんだん心細くなってきたので
途中で引き返した。尾根はもうすぐだったと思うが、
出発時間が遅かったので、また出直すことにする。
山にかかわった、非常に充実した一日であった~。